ユーカリ精油の蒸気吸入法は風邪の初期症状に有効
空気が乾燥する季節の到来。
朝起きると、ノドが痛くてヤバい!といった状況に陥っていることも多々発生する季節。
そんな風邪の引きかけの段階で役立っているのがアロマテラピーの知識。
僕がまずやるのが “ユーカリ” の精油(アロマオイル)の蒸気吸入法。
寝るまでに3度ほどやると、たいていは朝起きるとノドの痛みが取れている。
病院に行く手間が省けるし、お金もかからないのでべりぐ。
※すべての人に同様の効果があるとはかぎらないので、
その旨あらかじめご了承ください。
この “ユーカリ” の精油には1,8シネオールという皮膚刺激のある成分が高濃度に含まれていて、せきが出るときやぜんそくの場合には逆効果になる可能性があるので、蒸気吸入法は行うべからず。
◆ユーカリ |
・ | 学名:Eucalyptus globulus |
・ | 科名:フトモモ科 |
・ | 産地:オーストラリア、スペイン、中国など |
・ | 抽出部位:葉 |
・ | 精油製造法:水蒸気蒸留法 |
・ | 成分例:1,8シネオール、α-ピネン |
・ | 特徴:さわやかなすっきりとした香り |
・ | 作用:集中力促進。抗ウィルス作用、殺菌作用、消炎作用、 鎮痛作用に優れている。 筋肉痛や打撲の痛みを和らげ治癒を早める。 |
そもそもアロマテラピーとはなんぞや?といったところを簡単にまとめると下記の通り。
アロマテラピーは訳すと芳香療法で、ハーブをはじめとする植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いて人の自然治癒力を高める代替医療的療法のこと。歴史は古代エジプト時代に遡る。
アロマテラピーは、わずか数滴の精油を使う療法だが、その一滴にはハーブの薬効が凝縮されていてかなり強力なので、正しい使用法を学んだ上で利用することが大切。
アロマテラピーはフランス語で、英語で発音するとアロマセラピーとなる。
●アロマテラピー利用法 |
◆ | 芳香浴法 |
・ | 精油を拡散し香りを楽しむことにより、心身のバランスを整える。 ティッシュ、ハンカチ、素焼きの壺、スプレー、キャンドル式芳香拡散器などを利用。 |
◆ | 沐浴法 |
・ | 入浴時に香りを楽しむ。 全身浴法、半身浴法、部分浴法など。 |
◆ | 吸入法 |
・ | 積極的に精油を吸い込み、呼吸器系の不調を緩和する。 マグカップなどに熱めの湯をはり精油を1~3滴入れ、上記とともに吸入する蒸気吸入法など。 |
アロマテラピーアドバイザーの資格をとっておいてよかったなーと痛感するこの季節です。
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