パラオ旅行記2011年2月

2011年2月20日 (日)

パラオダイビング旅行2011冬 ベラウ・ナショナル・ミュージアム観光

3日目は4年ぶりにベラウ・ナショナル・ミュージアムへ。

ウエスト・プラザ・ホテル・デセケルからは約1km。
それほどの距離ではないが、カンカン照りの中歩きで行くと少々疲労感。

途中ベースボールパーク(アサヒ・フィールド)横に、地元で有名なハンバーガー屋台「BEM ERMII」がある。
以前はパラオハイスクールの対面にあったが、最近こちらに引っ越したよう。
確かにここのハンバーガーはかなりうまい。

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それとアサヒ・フィールドのライト側スタンド裏には戦車の残骸があるので、興味のある人は行かれたし。

Sensha_110203_2

ベラウ・ナショナル・ミュージアムのエリアに着くと、右奥には集会所であり学び舎であるバイがある。

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ベラウ・ナショナル・ミュージアムは、1955年に設立された古い博物館で、ストーリーボードやパラオの動植物の標本が展示されているほか、植民地として統治されていた時代や戦時中の写真なども豊富に展示されていて、とても興味深い。

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パラオは1885年にスペインに統治されて以降、ドイツ統治を経て、1914年からは30年に渡って日本が統治している。
その間パラオにはミクロネシア統括の拠点である南洋庁が置かれ、25,000人の日本人がパラオに住んでいたとのこと。
その名残として、“ベントー” “オキャク” “アブラ” “ダイジョーブ” “チチバンド” “ツカレナオス(ビールを飲む)” などの日本語が外来語として今も残っている。

Museum_110203_2

夜は知り合ったダイバーのみんなと「スリヨタイ」へ。
相変わらず安くてうまいよ、この店は。
こちらもカレーの「Taji」近辺にお引越しをしているので、行かれる際にはご注意のこと。

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帰国便も奇跡のビジネスシート?!と願ったが、そう甘くはないですわね。
往路便がそうなっただけでも幸せだと思わなくては。
ちなみにコンチネンタル航空の帰国便(To Guam)は、週に二回Yap経由になるので、事前にFlightTableや旅行代理店に確認の上、回避された方がベターです。

■今回の旅行で参考にしたサイト■
 ・ダイビングショップ:デイドリームパラオペリリューステーション
 ・格安パックツアー検索:エイビーロードネット
 ・格安パックツアー:エイトバード(マリンジャック)
 ・パラオへの航空:コンチネンタル航空
 ・色々情報1:mixiコミュニティ「パラオ」
 ・色々情報2:mixiコミュニティ「パラオダイビング」
 ・色々情報3:mixiコミュニティ「ダイビングしたい!」
 ・色々情報4:地球の歩き方クチコミ掲示板

※ご質問はmixiメッセからお気軽にどうぞ。

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2011年2月11日 (金)

パラオダイビング旅行2011冬 ダイビングログ

年に1回という頻度でパラオに潜りに来て思うこと。
年々魚の数が減ってるなー、ということ。
モルディブとシパダンを潜ってからのパラオだったので、より一層それを感じた。

特にブルーコーナーとニュードロップオフ。
コーナーのバラクーダの群れはまばらで、ニューは魚が少ないのにプラスして、棚のゴマモンガラの数がやたらと増えてる。

なのでリピーターとしては、満月前のバラフエダイ狙いのペリリューやシャークシティあたりを絡めないと物足りなさを感じてしまう。
ほんとはジャーマンの捕食狙いの沖の中層が解禁されてくれるのが一番うれしんだけどね。

とはいえ、初めてパラオで潜る人にとってはまだまだ魅力的のよう。
今回グループに1名初パラオの方がいたんだけど、その方が喜んでいるのをみているとこちらも楽しくなってしまった。
何事も初心忘るべからずだ。

●1日目:2/1(火)

【ウーロンクリフ】
エントリーしてすぐギンガメの群れが現るも、ゆるい下げ潮でとにかく透明度悪し。
魚もそこそこいたのだが、盛り上がりもいまひとつ。
グルクンの地味ぃーな捕食はなかなかよかった。
 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 20.4m(AVG 11.8m)、WT 29℃

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【シアスコーナー】
2年ぶりのシアスコーナー。特に何も出ず...
とにかくグレイリーフシャークの多さが目立ってた。
お腹の大きな個体も1匹。
 DIVE TIME 55min、MAX DEPTH 19.2m(AVG 10.3m)、WT 30℃

 

【ウーロンチャネル】
上げてくるはずが、流れゆるしでいつもの感覚を味わえず。
エグジット間際でようやくメアジを追い掛け回すサメ、ナポレオン、ホシカイワリたちが出現。時すでに遅し。。
 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 20.4m(AVG 11.8m)、WT 29℃

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●2日目:2/2(水)

翌日は休暇日とし観光にあてることにしたため、この日は早朝ダイビングを含め外洋を5本潜った。

【ブルーコーナー】
下げのブイからエントリーしたのだが、序盤で上げにかわり、しかもうねりが入っている中を、キツネブダイの産卵を見ながら気合いを入れて移動。
2番ブイ付近までくるといい感じの流れが。
頑張って泳ぐイーグルレイの子供がかわいかった。
 DIVE TIME 51min、MAX DEPTH 20.7m(AVG 14.0m)、WT 29℃

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【ジャーマンチャネル】
久々にパラオでマンタ!と思いきや、思いっきりハズした。
右に左に動き回ること56分。白化したラブイソギンチャクが寒い心を癒してくれた。
 DIVE TIME 56min、MAX DEPTH 17.9m(AVG 12.1m)、WT 29℃

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早朝組みと別れてレギュラー組のボートに移り、再びブルーコーナーへ。
そこでハシナガイルカの群れに遭遇。パラオで初のイルカに大興奮。

【ブルーコーナー】
2番ブイからイン。
インドオキアジの群れ、初のイトヒキアジ、スダレ&セグロチョウチョウウオの群れ、グレイリーフ&ロウニンに追われるクロモンツキの群れと、なかなか充実した1本
 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 21.3m(AVG 12.8m)、WT 30℃

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Kuromontsuki_110202

 

【ニュードロップオフ】
かなり流れ速し。ということで、数十分様子を見てからエントリー。激流で何が見れる?!との期待はどこへやら、流れはなくなり、定番のマダラタルミやアオウミガメもおらずで、逆に棚にはゴマモンガラがいっぱい。フィンを攻撃された。
ヨスジフエダイの群れだけは安定。
 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 15.5m(AVG 9.7m)、WT 30℃

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Yosujifuedai_110202_1

 

【ジャーマンチャネル】
ラブイソギンチャク付近からエントリーし、ステーションへ。
移動中にマンタに遭遇。
根の周りには他のショップのダイバーがたくさんいたため、僕はやや離れて移動マンタ狙い。すると・・・
見事に当たった!まっすぐ僕に向かってくるデカいマンタ。幅は5mくらいあったかな。
ひと段落してガイド養成中のクリスが移動を始めた。
あれ?そっちは...○○は...と思ったが、ハラハラ半分ワクワク半分で何事もなかったように着いていくと・・・
来た!○からマンタ!ちょっとヤバいので詳しいことは書けません。が、めっちゃ楽しかった!ありがとうクリス!
 DIVE TIME 48min、MAX DEPTH 21.0m(AVG 13.4m)、WT 29℃

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最後に余談をひとつ。
みんながいつもよろこんで見ているクマノミのファミリー。
実は本当の家族ではなく、たまたま流れ着いてそこに付着した個体が集まって生活しているとのこと。
夫婦は一応家族ということになるんだろうけど。

■今回の旅行で参考にしたサイト■
 ・ダイビングショップ:デイドリームパラオペリリューステーション
 ・格安パックツアー検索:エイビーロードネット
 ・格安パックツアー:エイトバード(マリンジャック)
 ・パラオへの航空:コンチネンタル航空
 ・色々情報1:mixiコミュニティ「パラオ」
 ・色々情報2:mixiコミュニティ「パラオダイビング」
 ・色々情報3:mixiコミュニティ「ダイビングしたい!」
 ・色々情報4:地球の歩き方クチコミ掲示板

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2011年2月 6日 (日)

弾丸ツアー!パラオダイビング旅行2011冬 ダイジェスト版

昨年デルタ航空が運航をスタートしたのと、観光地としてのテコ入れがあってか、最近パラオのパックツアーが充実してきた。

エイビーロードネットでチェックすると、コンチネンタル航空利用ウエスト・プラザ・ホテル指定5日間でなんと51,300円!お一人様追加料金を入れても61,800円。
燃油サーチャージ等の諸費用を入れると81,000円になったが、それでもいつもの格安航空券+デイドリホテルパックと比べて30,000円近く安く上がった。

ちなみに利用した旅行代理店はエイトバード(マリンジャック)さん。
対応いただいた担当の方がスピーディでとても感じがよかったので、こちらに申し込むことにした。かなりおすすめ。

8ヶ月ぶりの海外旅行。
まずはいつものようにラウンジで朝ビア。成田空港でのささやかな楽しみである。
いい気分で搭乗ゲートに向かうと、乗り込む直前に “席が変更になります” と引き止められた。
“わざわざ事前に好きな席予約してるのに!” とちょいムカつきながらチケットを見ると、そこに記されていたシートナンバーは3E。
そう!ビジネスクラスに無償アップグレードでラッキー!お一人様の特権ですな。
しかも着席するとシャンパンは出るわ、食事はおいしいは、ビールも飲み放題で、AM中ですでに酔っ払い状態。出だし上々。

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パラオ国際空港に到着。
やはりいつもよりも女性同士のグループが多い印象。
さらに目に付いたのは、ダイビング目的でない女性のお一人様旅行者が結構いたこと。
ピックアップバスで一緒になった子に聞くと、なんとなーく2週間前に決めたとのことだった。2日目に晩ご飯をご一緒した女性も、なんとなーくと言っていた。
なぜにパラオだったのだろうか。結局はっきりとした理由は分からずじまい。

さてダイビングはというと、いつもは20本近く潜るんだけど、今回は弾丸ツアーということで2日間のみ。それでも集中的に外洋ばかり8本潜った。

海自体は可もなく不可もなくだったのだが、初日のウーロン方面は3年ぶりにSHOKOさん、2日目早朝は4年ぶりシャークシティ以来のENDOさんにガイドしてもらい、特に陸が楽しかった。

今回予定してなくて会えなくてさみしーなーと思っていたペリステのカトゥにも、水面休息中に偶然会えて話ができてよかった。このブログを見てくれているとのこと。
1日中しゃべり続けるおねーまんトークは健在でございました。

極め付けはガイド養成中のクリス。こやつがやってくれた!
2日目の最終5本目のジャーマンチャネルで、あるうれしいトラブルが発生。
ここでは詳しく書けないが、彼のおかげでみんな大満足!
ログ付けのときなんか、みんな自然と大拍手でクリスを称賛。こんな光景初めて見た。
当の本人はなぜ拍手されているのか分からずキョロキョロしてたが(笑)

かなり文章が長くなってしまったが、写真&動画の一部をご紹介。

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ステーションに向かうマンタレイが真上を通過

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白化したラブイソギンチャク

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ニューのヨスジはいつも安定してる

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定番のギンガメ

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人懐っこくなってたネコ吉の孫

最後に動画2発。
コーナーのインドオキアジと、グレイリーフ&ロウニンに追われるクロモンツキの群れ。

3日目には、2006年の初パラオ以来で「ベラウ・ナショナル・ミュージアム」を見学したので、こちらも別途ご紹介予定。

今シーズンはパラオはあきらめてたんだけど、思い切って行ってよかった。
デイドリのスタッフのみなさんには相変わらずよくしてもらい、今回もご一緒したゲストの方々にも恵まれ、特に陸が楽しかったなぁという印象かな。
大好きな「九州居酒屋」と、現在勉強中のタイ料理のお店「スリヨタイ」にも行けて、個人的に料理の勉強にもなった。

Thaicuisine_110203_2

昼も夜も楽しいパラオダイビング旅行。
難点があるとすれば、ネット環境の整備がとても遅れていること。
モルディブやコタキナバルなんかは、フリーのWiFiエリアが数ヶ所あったんだけど、パラオにはほとんどく、ちゃんとしたホテルなどにはあったとしても有料で帯域が細い。

あぶらハムことスターいはく、ネット事業については政府主体でやっていてなかなか規制緩和がなされず、高速インターネットサービスもあるが月額数万円もかかるとのこと。
ただ最近は規制緩和の動きもありそうとのことなので、あと数年後には解禁されているかもしれない。

それとダイビングでは、やはりジャーマンチャネルの下記の規制が痛い。

 1.クリーニングステーションより沖に行ってはいけない。
 2.原則着底。移動時は低層を泳ぐこと。

完全に守られているならまだしも、協定に入っていない欧米系のショップは悠々と中層を泳いでいる現状あり。またマンタの真下で着底している方が、ダイバーの泡が邪魔になるのでは?との疑問もある。
ENDOさんが2010/12/18のTOPICSで、この辺についてコメントしている。
ちなみに規制前はこんなすごいシーンが見れた。

 “「マンタ&マダラタルミの捕食シーン」

今見てもド迫力だ。
これを知っているだけに今のパラオのダイビングは率直に言って物足りない。
また見たいな・・・

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