きれいな水、土、空気のありがたみと、お金のパワー
お昼頃にハーブ&スパイス料理スクールから、来週の講座が延期になったとのメールが。
イタリアンハーブの使い方、かなり楽しみにしていたので大ショック。
明後日のセミナーと日曜のアロマスクールは決行されるようなので、とりあえず明日の夜行バスで東京に戻ることにした。
心配なのは放射性物質と水。
先週の頭から日野市のガイガーカウンターをずーっとチェックしてるんだけど、この数日間で通常時の値よりもかなり上昇している。基本チャリで移動する自分にとっては由々しき事態だ。
そしてそれは、福島周辺の4県のホウレンソウをはじめとする野菜に、出荷停止という深刻な影響を与えている。
昨日の時点では、“人体に影響のまったくない程度の含有量で、どうせ廃棄するならしっかり洗浄して放射性物質を落とした上で供給するのもありでは?” と思ったりしてたんだけど、今朝になってそれもどうなのか?という事態に。
検出された放射性物質は、ヨウ素、セシウム。
ヨウ素は8日間で半減するとのこと。
被ばくした場合、甲状腺に溜まるため、先に安定ヨウ素を摂取することでそれをある程度は予防できる。
コワいのはセシウムで、半減するのに30年間もかかるらしい。
このセシウムが検出されているという事実がおそろしい。
今はまだまったく大丈夫な量と分かってはいても、やはり気になる。
原発が収束しないかぎりは。
人体、生活において、まず必要なのは水。
すでに水道水にまで微量の放射性物質が含有されている、という報道がなされてしまっているので、おそらくペットボトルの水は店頭から姿を消していると予想される。
海、土、さらにはその下にある地下水にまで浸透し、汚染が進んでしまったら・・・
これ以上汚染が広まる前に収束することを、決死の覚悟で対応いただいている自衛隊やレスキュー隊の方々に、ただただ祈りを送るばかりだ。
それと、気持ちも大切だとは思うけど、被災経験者的見地に立つと、今それ以前に欲しいのは、現地における労働力とお金のパワーだと思う。
きれいごとは言わない。
自分にゆかりのある、または恩のある地ならば、喜んで馬車馬のごとく労力を惜しまないところだが、自分にとってはゆかりめなく友人知人もいない地。そしてその心情の下それができるほど自分はできた人間ではない。
となるとできることは義援金。
交換経済が成り立っているかぎりは、お金があれば必要なものに換えることができる。
日本人はどちらかというと、お金は心の中の悪を呼び起こすもの、という意識が強い傾向にある。その証拠にtwitterを見ていると、ダルビッシュや浜崎あゆみが数千万円単位の義援金を提供したことに対して、それを穿った目でみているようなつぶやきをする人をちょくちょく見かけた。
塵山の気持ちで募金をしているけど、自分の無力さを痛感する。
できるだけたくさんの義援金を提供したいし、直接被災地に物資運搬トラックを回すような支援のやり方もある。
そのためにはお金のパワーが必要。現実としてたくさんあるに越したことはない。やはりできるだけ大きなお金を動かす仕組みを作っていく必要がある。
貯めるのではなく、お金をたくさん動かすことで、経済の活性化にも繋がるし。
きれいな水、土、空気のありがたみを再認識するとともに、お金の持つパワーとの関わり方を色々と考えさせられる今日この頃です。
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