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2010年12月 8日 (水)

2013年に導入予定の新たな高齢者医療制度について

75歳以上の8割強(約1200万人)を
   現在市町村運営の国民健康保険(国保)に移す

これって、収入もなく働く元気もない高齢者に健康保険料を課すということよな?
だとすると、すでに破たんをきたしていて、どんどん減っていく国民年金で充てるということ。
第一次ベビーブーマーの本格的な高齢化を目前に控えて、今後この世知辛い傾向が年々加速していくことは明白だ。

アメリカには日本のような国による保険制度が存在せず、民間の保険会社が保険制度を担っているが、保険料が高額(世帯によっては20万円以上/月)であるため、アメリカ国民の30%は保険に加入していないとのこと。
さらには病気になった場合の医療費も高額であるとのこと。

こういった背景もあり、アメリカでは予防医学や栄養学が発展している。
つまり病気にならないよう、そして “自分の健康は自分で守る” という考え方が国民に根付いている。
そしてこのことが、医療費負担の軽減にもつながる結果をもたらしている。

単に徴収対象を広げるだけでは、根本的な解決にはならない。
治療医学に依存した日本国民の意識を、アメリカのように “予防は治療に勝る” に向けていくべきだと思う。

他力本願的にブツブツ言っていても仕方がないので、まずは家族や大切な人たちに伝えることから始めて行こう。

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