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2010年9月23日 (木)

健康とは

ここ十数年間で、最も注目すべきキーワードのひとつが “健康”。
辞書を引くと “体の状態、からだがすこやかなさま。精神がまともであるさま” と記載されている。

僕はこの “健康” を “心と体がベストパフォーマンスを発揮できる状態” と定義している。

僕は大学時代から体を鍛えるのが好きだった。
収入に余裕が出てきた11年前からジム通いを始めた。
体を鍛えることで、体力と免疫力をアップでき、また体が元気な状態をつくることが心の元気に繋がる、と考えていたからだ。
併せてその頃から各種ビタミン、ミネラルなどのサプリメントを摂っていた。

この考え方は間違っていないと確信している。
ただし、最近不足している要素があることに気付いた。

先週末の研修で習った内容の中に、“健康” を実現するために必要な5つのステップ、があった。

 1.生活習慣を正す(運動、睡眠、食事、飲酒、タバコ、その他規則正しい生活)
 2.悪いものを体に入れない(食べ物、日用品)
 3.悪いものを体から出す(運動、デトックス、便通)
 4.良いものを体に入れる(食べ物、サプリメント)
 5.アンチエイジング(老化対策)

1、3、4については意識して行っていたが、2が抜けていた。
(5についてはまた別の機会に書きます)

コンビニ弁当やおにぎりなどには、保存性を高めること等々を目的としてさまざまな食品添加物FAQ事例はこちら)が入っている。マーガリンにはトランス脂肪酸が入っている。体によくない成分である。
食品でなくても、たとえばコーヒーフィルターの中には、熱湯を注いだ際にダイオキシンが出るものもあるので注意が必要。
これらはよく耳にするから意識して摂取しないようにしている人は結構いると思われる。

また、口から入った(経口吸収)体によくないものは、1週間で90%以上は体外に排出されるので、それほどナーバスにならなくてもよいのかもしれない。
ただし肝臓に余計な負担をかけないよう、極力摂らないに越したことはないが。

注目すべきは、シャンプー、洗顔料、洗剤、女性ならスキンケアや化粧品などの日用品。
普段あまり意識せずに安心しきって使っているが、これらの日用品には厚生労働省が薬事法で定めた表示指定成分が含まれているモノが多い。

表示指定成分とは、製品に入っている場合にその容器に表示を義務づけられた成分102種類のことで、体によくない影響がでる可能性のある、または安全性において意見の分かれる成分のこと。

例えば有名なものがプロピレングリコールラウリル硫酸ナトリウムで、防腐剤や保湿剤として歯磨き粉やシャンプーに入っている(安全基準に基づき薄められて)ケースが多く、容器の裏面をみると記載されている。

これらの成分は分子量が小さいものが多く、皮膚から体内に浸透する(経皮吸収)が、やっかいなことに経口吸収とちがって10~20%しか体外に排出されない。
そして生殖系、神経系、免疫系によくない影響を与える可能性があるとのこと。
自分自身が生きている間は大丈夫でも、それら(食品添加物含め)が体内に蓄積していくと、子供に影響がでる可能性もある。

この表示指定成分は、現在日本では102種類。
しかしながら、海外、例えば米国では600~1,000種類、欧州では2,000種類が指定されていて、102種類の入っていないものを選べば絶対に大丈夫、ということではないようだ。

便利な世の中になったのはいいけど、知らず知らずのうちに健康が侵害される危険にさらされたり、前回の記事に書いたような環境汚染に繋がったりする現状。
1人1人が健康と環境に関してさらに留意し高い意識をもって生活する必要があることを痛感した。

最近ほんと色んなことを学ばせていただいている。
たくさんの尊敬すべき成幸者の方々や、そこを目指す志の高いたくさんの人たちと出会わせていただいている。感謝。
ここには人の悪口を言ったり、ネガティブ発言をしたりといった、リーマン時代のような風習はない。
というかみんなそんなところではなく、パワーをかけるべきはプラス方向、というのが心に焼き付いている。

んー、なかなか充実してるな。

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