気づき
今日はすばらしい起業家の方とお会いする機会があった。
これまで何人かの起業家とお会いしてきたけど、成功されている方々に共通して言えること。
なんと腰が低く謙虚なことか!しかも自然体。
そして、社会貢献を念頭におき、仲間の成功のために与え続け、明確な理念とビジョンを持って活動されている。
自分もあの境地に達したい!と思ってしまう。
サラリーマン時代に、建て前上の理念、ビジョン、目標、戦略、戦術は策定していただけど、最も大切な自分自身の、自分の人生におけるそれらについては、ちゃんと考えたこともなかった。
正確には、それらを策定することから逃げてしまっていた、またはかぎられた時間、かぎられたお金という要素が、それらを策定することから自分を遠ざけてしまっていたのかもしれない。
レールを外れていなければ、この大切なことに気付かず、なんとなーく疑問を持ちながら、また違和感を感じながらも、自分自身の人生を惰性的に過ごしてしまっていただろう。
2008年のサラリーマンの平均年収は430万円。
かつ70%が300万円以下とのこと。
さらに加速していくであろう企業のグローバル化、改善のみえない日本経済の低迷、世界経済の動向等々の状況を鑑みるに、この数字は今後も右肩下がりで推移すると予想される。
収入<負債という状態に陥る前に、あらかじめ準備をしておかなければならない時期にきていることは一目瞭然だ。
元会社の同僚たち会うと、たいてい会話の半分以上は噂話などの社内ネタ。
脱リーマンした自分にとってはそれを聞くのは結構楽しかったりするんだけど、そのパワーを少しでも、自分自身の理念、ビジョン、目標をあらためて真剣に考えるベクトルに転換できるといいのになぁと切に思ってしまう。
これらを考えまとめることで、自分の中の奥の奥の方に封印してしまっていた、本来自分がありたい姿、あるべき姿を思い出させてくれる。そして、それを実現するためには何が必要か?どんな手段を取るべきか?をあらためて考えるようになる。
いわゆるこれが “気づき” 。
ただし、日々のストレスなどで精神的に疲労が蓄積しているサラリーマン生活において、余程の強い意志がないと、またはあきらめずに啓蒙訴求してくれる誰かの存在がないと、実際にはこれを実行するのはむつかしい、という現状がある。
自分も1年前までその中にいたから、状況はよーく理解できる。
しかしながら今思うに、将来に備えて、Eクワドラントに属しながらBクワドラントで財政基盤を確立する、というのが理想のかたちなんだよなー。
そしてさらにはIクワドラントに進出して加速する体制ができればベスト。
今日この起業家の方がおっしゃられていた中に、このような内容があった。
“子供たちの教育のためには、大人がキラキラワクワクし
輝いている必要がある!”
“自分の子供にとって、お父さんのようになりたい!
と思われる存在になりたい”
僕はまだ結婚もしていないし子供もいないけど、自分の子供にはこのように思われたいし、そういう存在であるべきだと思う。
本来自分がありたい姿、あるべき姿、夢・目標を思い出し、それを実現していく。
そうすることで、自分自身に自信が持てるとともに、子供たちにもいい影響を与えられる存在になれるんだろうな。
日々色んな “気づき” がありますな。
人生勉強の毎日です。
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