シパダンダイビング旅行2010春 ダイビングログ
初日はマブールにて3本の予定。
AM中に船に乗船し、さぁ1本目!と思いきや、ダイジェスト版に記載した通り最初のダイビングは夕方になってしまった。ということはシパダンでの300本到達の予定が崩れてしまったということ。しょっぱなからガックリ。
ま、色んな意味でここで記念ダイビングをやらなくて結果オーライだったかなという感じではあるが。
1日4~5本潜るということもあり、基本的にダイブタイムは45分、最大水深30m、終盤は早めに水深5mに浮上というスタイル。
マブールで2本、シパダンで7本潜ったんだけど、それぞれ個人的な印象も踏まえてこんな感じ。
◆マブール:
・透明度はかなりよくない。
なので自然とマクロ中心のダイビングになる。
ただ予想外にギンガメアジの群れがいてそこそこ楽しめた。
・水上コテージ滞在者は、桟橋からそのままエントリーできる。
バディダイビングも可能。
・個人的には2~3本潜れば十分といった感じ。
◆シパダン:
・大物ポイントは、島の西側のBarracuda PointとDrop Off。
モルディブほどではないが、そこそこ流れあり。
透明度はよくも無く悪くもなくといった感じで、とにかく魚影が濃い。
・島の東側のポイントは基本的にサンゴと小物を楽しむポイントのよう。
リーフにはゴマモンガラがたくさんいるので注意。先日写真に熱中していた日本人
ダイバーが耳たぶを食いちぎられたとのこと。
・シパダンに潜れるのは基本的に月、火、木、金のみ(毎日潜れる週もあるよう)。
・120名/日の入島制限があり抽選で決まる。
例えば、マブール滞在者は10名/日という割り当てがあるらしい。
国籍もある程度均等になるよう配慮されているよう。
セルベス・エクスプローラー乗船ダイバーは、抽選することなく無条件で入島できる
よう。
●1日目:5/16(日)
【Froggy Lair(MABUL)】 | |
さんざん待ってようやく1本目。 正直ほとんど期待していなかったのだが、エントリーしてしばらくするとギンガメアジの群れが出現。結構な数がいる。 ちょっとだけみんなのテンション回復。 DIVE TIME 42min、MAX DEPTH 17.0m(AVG 10.3m)、WT 30℃ |
【Paradise1(MABUL)】 | |
初のナイトダイビング。 エントリーした瞬間から左足の親指がつりっぱなし。ライトも持っていなくてガンガゼがわんさかいるから注意しなければならず、緊張を強いられたせいかつりが直らず。 早く上がりたいと思っていると終盤50~60cmのコブシメが。初めて見た。耐えてよかった。 DIVE TIME 40min、MAX DEPTH 11.8m(AVG 8.2m)、WT 30℃ |
いつもだったらダイビング後はビール片手にログ付けをするところだが、ビールがなくゲンナリ。食事はあまり期待していなかったのだが、なかなか美味しかった。
ただ疲労(主に精神面)とめずらしく船酔いであまり喉を通らず。
●2日目:5/17(月)
ようやく念願のシパダンダイビング。
一旦島に上陸し管理局に署名をしてスタート。
【Coral Garden(SIPADAN)】 | |
まずは足慣らしにまったりダイビング。 特にサンゴの上に乗っかったミノカサゴがキレイ。 DIVE TIME 49min、MAX DEPTH 21.3m(AVG 11.8m)、WT 30℃ |
【Barracuda Point(SIPADAN)】 | |
いよいよ来たよ、このポイントに。 まずはギンガメアジがお出迎え。 中盤は棚の上にバラクーダ。先頭は大きいイエローフィンバラクーダが数匹いて、その後にブラックフィンの群れが現れるパターン。外人部隊が追い込んで来ていたためマナーを念頭に深追いせず。 その後ドロップオフにまたまたバラクーダの群れが。小さかったが独占。 最後は浅いリーフでミカヅキツバメウオとサンゴを堪能しながらエグジット。 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 27.4m(AVG 11.2m)、WT 30℃ |
【Drop Off(SIPADAN)】 | |
序盤は爆睡アオウミガメのオンパレード。死んでるんちゃうか?というくらい安心しきって寝てた。サイズがデカくて白っぽいことからかなりのお年寄りと思われる。 そこからナンヨウツバメウオ、マダラタルミ、ギンガメとつないで、最後はバッファローフィッシュの群れで締め。この日のNo1のダイビング。 DIVE TIME 49min、MAX DEPTH 22.5m(AVG 8.8m)、WT 30℃ |
【Hanging Garden(SIPADAN)】 | |
エントリーしてすぐナンヨウツバメウオの大群がお出迎え。 中盤はカスミアジの群れがずーっと着いてきてた。 ここで事件発生。ウ○コがしたい... ダイブタイムを見たら28分。ビミョーな時間。これは最後までもたんなと判断しついにしてしまったよ、水深15mで海中ウ○コ。 カツさんにカメラを渡し、BCを脱ぎ、ウェットを脱いで。 前向きに捉えるならいい経験ができた。これで次回したくなってもスムーズにできるな。あくまで周りのみなさんに迷惑を掛けないようにね。 DIVE TIME 48min、MAX DEPTH 15.8m(AVG 10.9m)、WT 30℃ |
みんなでさんざんアピールし、ナイトダイビングをやめてマブール島にビールを買いに連れて行ってもらうことに。
船に戻り念願のビールを飲んでいると、帰ってきたドイツ人たちからうらやみの視線が。
特にプロカメラマンのデヴィットはよほど飲みたかったらしく、“次行くときは教えてくれ” と、なんで教えてくれなかったの?といった表情で言われた。つーかこっちもそんな余裕ないっちゅうねん。しかも悪いのはその辺ケアしないスタッフだと思うのだが。
と思いながらも、なんとなく居心地がよくないので、自分の分の1本を彼にあげることにして、事態は収束したのだった。
●3日目:5/18(火)
翌日飛行機に乗るため、最終日のこの日はAM中の3本で終了。
かなり充実のダイビングで燃え尽きた感じ。
【Barracuda Point(SIPADAN)】 | |
エントリーするといきなりギンガメの顔のドアップがたくさん! もっと広角のレンズがあれば水面とサンゴに挟まれたギンガメ玉を撮れたのにー!このときほど一眼&超広角レンズを恋しいと思った瞬間はないかも。 中盤にはバラクーダの大きな群れが出現。 先頭を押さえるべくフルフィンキックで前に出て着底しようと思ったのだが、上半身を脱いでいたこともあってウェイト不足で着底できず。なんとかバランスを安定させたときにはすでに群れの中盤に差し掛かってた。くそーっ!!! 最後は癒しのナンヨウツバメウオで締め。 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 24.6m(AVG 10.6m)、WT 30℃ |
【Turtle Patch(SIPADAN)】 | |
見渡すかぎりのサンゴ畑でまったりダイブ。 DIVE TIME 45min、MAX DEPTH 24.6m(AVG 12.1m)、WT 29℃ |
【Barracuda Point(SIPADAN)】 | |
まずはムレハタタテダイとナンヨウツバメウオの群れがお出迎え。 中盤のギンガメも独占。このあたりからモルディブ並みの速いカレントが来だす。 沖の方からバラクーダが出現。カレントに耐えながら寄るのを待つ。するとなんということか、後方から来た外人部隊が正面から突っ込んで行きやがった。群れが散り終わった、と思ったが、しばらく待っているとまたこっちに近づいてきた。ここからは独占状態。楽しめたー! 最後はでかいロウニンの群れが出現。 ここでバディのカツ&ヒデオから呼ばれ近づくと手作りの300本記念の帽子を渡してくれ、記念撮影。そう、本来ならこのダイビングが300本だったので、わざわざ用意してくれたのだ。実際にはリアル300本ではなくなってしまったけど、一生思い出に残るプレ300本となった。大感謝。カツさん、ヒデオ、本当にありがとう!!! DIVE TIME 45min、MAX DEPTH 25.3m(AVG 11.2m)、WT 30℃ |
器材を洗って、さぁビール!と思いきや、昨晩買い置きの分をデヴィットにあげてしまったのでおあずけを食らうことに。
マブールへビールの調達に行った際、昨晩のお礼にデヴィットがみんなにジョッキビールをおごってくれた。
船に戻ると彼が写真を見せてくれたんだけど、その写真のすばらしいこと!
プロだから当たり前ではあるが、自分の写真がしょぼく見えてしまうくらいの衝撃だったな。やっぱプロはちゃいますわ。
■今回の旅行で参考にしたサイト■
・ダイビングクルーズ:セルベス・エクスプローラー
・シパダン(タワウ)への航空:マレーシア航空
・格安パックツアー検索:エイビーロードネット
・エージェント:DIVE NAVI
・色々情報1:mixiコミュニティ「ダイビングしたい!」
・色々情報2:地球の歩き方クチコミ掲示板
※ご質問はmixiメッセからどうぞ。
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