モルディブダイビング旅行2010冬 ダイビングログ
ログの前に、モルディブダイブサファリ(「ブルーシャーク2」の場合)のダイビングスタイルについて。
ポイントまでのアクセスについて。
ポイントへは、母船からドーニ(通常のダイビングボート)に乗り換えて行く。
器材はドーニに置きっぱなしで、タンクも都度エアが供給されるかたちになるのでタンク交換の必要がなくとても楽チン。
ダイビングはドリフトで流れあり。
基本が大物や群れ狙いということもあって流れのあるポイントに入ることが多く、まったりダイビングが好きな人や超ビギナーにはあまりおススメできないかも。
また、フィンはワープ以上かロングがおススメ。僕はスーパーミューのSだったので、ポイントによってはちょいキツかった。
またエア消費の早い人は、キックと心肺機能はある程度鍛えて行くべし。
ちなみにタンクサイズはすべて12L。
ダイビング中のルールは厳守。
深度は30mまで。残圧は70でガイドに告知。無減圧潜水残時間は一桁分になる前に告知。
グローブの着用は禁止。生物へのタッチは厳禁。
マンタポイントでは着底、ハンマーポイントではフラッシュ禁止(襲われるといけないから?)。
すべてにおいて自己管理ができること。
今回もあったのだが、流れが速く透明度の悪いポイントでは、チームとはぐれてしまうケースが発生することがある。その際の対応策についてもブリーフィングのときに確認しておくべし。また、当然のことながらシグナルフロートは必携。
特記事項はこんなとこかな。
あとは「Blue K Safari Maldives」HPのFAQを参照のこと。
本題のダイビングログに移ろう。
「ブルーシャーク2」では航海地図をもらえるので、ルートがひとめで分かりありがたい。
●1日目:1/17(日)
【Small Maagiri(North Male)】 | |
初日の1本目はマーレから少し北上したポイントでチェックダイブ。 ブルーウォーターを期待していたのだが、いきなり緑色。 ヨスジがたくさんいたが、ゴミを拾いまくってまともな写真なし。 カメラおじさん2人と同チームになったが、フィンキックと周りを見ずに撮影に熱中するその姿を見て直感的にヤバイと感じた。 DIVE TIME 50min、MAX DEPTH 23.1m(AVG 14.3m)、WT 28℃ |
数時間かけてマーレを超えて南下。
マーレには上陸しなかったが、近代的な景観が覗ける。
【Kudagiri Wreck(South Male)】 | |
2本目は沈船。 透明度は悪いはダイバーはわんさかいるわで大変。 とりあえず沈船に取り付くダイバーの写真をどうぞ。 DIVE TIME 47min、MAX DEPTH 28.3m(AVG 14.0m)、WT 28℃ |
【Medu Faru(South Male)】 | |
流れ速く楽しかったが、目立った被写体は現れず。 ここでチェックダイブでの心配が的中。1本目で触れたヤバ目の方のおじさんが早々とエア切れし離脱。このときはアシスタントがいたからいいが、いなかったら共倒れだった。フィンキックがまったくできてなかったからなー もう1人の普通のおじさんも早めにエア切れを起こして30分弱で浮上することに。 少々ストレスを感じた1本だった。 DIVE TIME 35min、MAX DEPTH 26.8m(AVG 16.7m)、WT 29℃ |
●2日目:1/18(月)
【Kandhooma Thila(South Male)】 | |
流れはかなり速し。おじさんヤバイ気配。 エキスパートチームは流れに逆らってギンガメにアタック。それを横目に自分も行きたいなーと思いながらガマン。悲しい... 流れに乗ってのドリフトは心地よし。しかし... んっ?もう浮上?!と思ってダイコンを見ると、まだ22分やんけー! 残圧も90残っててまだまだ遊べるのにーーー! 理由はおじさんのエア切れ。全然フィンキックする場面なかったやんけー! 前日から2本連発で、かつ浮上してからの “ま、いつものことだから” の 一言にさすがに頭に来てしまった。 ガイドにチーム変えをお願いしようと思ったら、その前にK君が言い出してくれた。それがせめてもの救いだった。 DIVE TIME 30min、MAX DEPTH 27.7m(AVG 17.9m)、WT 28℃ |
数時間かけてSouth Ari環礁に大移動。
ソファに座って北海のKさんと談笑。Kさんのナチュラルなおもろさが出始め、陸上での爆笑スタート。
【Kudarah Thila(South Ari)】 | |
エキスパートチームに移籍し、ハリキッてエントリー。 が、今度は別の問題が発生。耳が抜けへん... いつも2or3日目くらいに来るのだが、今回も発生。 ヨスジフエダイがわんさかいたが、撮影に熱中できずまともな写真なし。せっかく移籍したのに、意味なし芳一。 DIVE TIME 49min、MAX DEPTH 25.0m(AVG 15.8m)、WT 28℃ |
環礁のキワをジンベイを探しながら南下。
2匹いるとの情報が入り、まずはスノーケール。
そして初ジンベイ!デカイ。スゴイ。
母船に戻る途中、捕食するマンタを数枚目撃。興奮。
母船でウェットスーツを着ている最中、ジャンピング捕食マンタを目撃。
さらに興奮。
【Maamigili Out(South Ari)】 | |
エントリーするとすぐにド級のジンベイが。時間とともに増えて3匹まとめて出現。正直コワかった。 ヒメイトマキエイや捕食マンタが現れるも、耳抜き不調のためダイビングに集中できず。 エア切れの1陣2陣が退陣する中、止めればいいのに最後までいてしまう負けず嫌いの自分がいた。 スゴかった!でもちょっとキツかった。 詳細はダイジェスト版にて。 DIVE TIME 48min、MAX DEPTH 14.2m(AVG 12.5m)、WT 28℃ |
夜はスタッフのMちゃんが、耳薬を点眼してくれた。
まさか直点ししてくれると思わなかったのでちょい恥ずかしかったが嬉しかった(←おっさん)。
その代わりお酒が制限されてしまった。とほほ...
●3日目:1/19(火)
【Rangali Madiraru(South Ari)】 | |
耳抜き不調のため、3日目からちょいビギナーチームに移籍。 1本目はマンタポイント。 中盤にマンタ出現!実に1年ぶりのそのお姿に感動。 大接近するも、ワイドマクロの射程距離に入れずピンボケで写真はなし。 DIVE TIME 52min、MAX DEPTH 26.2m(AVG 14.0m)、WT 28℃ |
【Panettone(South Ari)】 | |
チームのSちゃん、潜行できず。 下で取り残された北海のKさん、ヒデオさん、僕の3人で、今後の身の振り方について水中会議。やっぱ一旦浮上した方がいいのか?とかやり取りをしていると、流れが速くなってきた。こりゃマズイなーと思ったところにボートの音が。そしてチーフガイドのKさんがベルを鳴らしながら潜行してきた。 よかったー。その原因を作ったSちゃんいはく、“3人が向かい合って会議してるとこ、上から見てておもしろかったよ”とのこと。原因作ったの アンタやん!(笑) そのSちゃん、実はここで100本目。Kさんが記念撮影用のペイントを出すも、自分とは気付かず周りを見回すSちゃん。おもろすぎ。 そしてエア切れ寸前にもかかわらずハリきって撮影する北海のKさん。もっとおもろすぎ。 この辺りからこのチームに心地よさを感じ始めた。 色々あったおかげで、このチームだけマンタ2枚を見れてしまった。ラッキー。後ろのマンタ、コブができててかわいそう。 DIVE TIME 52min、MAX DEPTH 23.4m(AVG 14.0m)、WT 28℃ |
【Fish Head(North Ari)】 | |
ここ、リピーターに人気のポイントらしいのだが、記憶がない... 相変わらず透明度は悪く、まともな写真はタイマイの1枚のみ。 すんません。 DIVE TIME 53min、MAX DEPTH 21.6m(AVG 13.7m)、WT 28℃ |
●4日目:1/20(水)
【Maalhos Thila(North Ari)】 | |
ここもメインはヨスジフエダイの群れ。 さすがに撮り飽きたのでめずらしくソフトコーラルを激写。 んー、ポイントの記憶がほとんどない... DIVE TIME 41min、MAX DEPTH 25.6m(AVG 16.4m)、WT 28℃ |
【Donkalo Thila(North Ari)】 | |
ようやく来ました!マンタポイント!! 優雅に舞うマンタたちに見とれるばかり。 デコってしまったのは反省。 詳細はダイジェスト版にて。 DIVE TIME 47min、MAX DEPTH 21.0m(AVG 16.7m)、WT 28℃ |
【Hafza Thila(North Ari)】 | |
ここ好きかも。 ツバメウオの群れにホウセキキントキの大群。楽しめた。 浮上間際になんか足にいい感触がっ、と思って振り返ると、頭を抱えるヒデオさんが!思いきりカカト落としをみまってしまったらしい。ゴメン。 そしてまたまた北海のKさんがエア切れのピンチに。焦る顔を見て爆笑するヒデオさん。たんまりエアが残っているのにナチュラル意地悪でエアを分けてあげないSちゃん。いとをかし。 DIVE TIME 48min、MAX DEPTH 28.6m(AVG 15.2m)、WT 28℃ |
この日の夜は、前日に100本を迎えたSちゃんと、800本を
迎えた2人の記念イベントあり。
●5日目:1/21(木)
【Rasdhoo Madivaru(Rasdhoo)】 | |
最終日の1本目は早朝ハンマー狙い。 序盤に50m付近に1匹出現するも、その後は陸の見えない海中をさまようばかり。 最後まで粘っていると、ついに出た!トンカチ頭10匹! ある程度近づいたところで、なーんかみんな来ないなーと思って後ろを見ると、みんな固まって観察状態。自然と自分がハンマーの生贄状態に。ダイジェスト版と同じ動画だけど再度どうぞ。 DIVE TIME 46min、MAX DEPTH 30.4m(AVG 15.8m)、WT 28℃ |
【Rasdhoo Madivaru(Rasdhoo)】 | |
同じポイントの環礁のキワを散策。 ここの名物ドラキュラハゼとやらは撮影できず。やっぱハゼは苦手だ。興味が持てればもうちょい上手くなるかもだけど。 途中コクテンフグを発見し、膨らましてやろうかとちょっかい出してたら岩の隙間に逃げ込んだ。北海のKさんが興奮してるから近づいて見ると、なんとウツボに襲われて膨らんでいるコクテンフグが!決定的瞬間だった。コクテン君は見事にエスケープ。膨らみディフェンス、すばらしい。 DIVE TIME 51min、MAX DEPTH 21.6m(AVG 15.8m)、WT 28℃ |
【Massimo Thila(North Male)】 | |
最後はソフトコーラルが美しい癒しのポイント。ここも好きなポイントの1つになったかも。 流れは少々速めで、ここでも北海のKさんエア切れ。 陸上だけでなく海中でもチームKを盛り上げてくれた彼に感謝。 DIVE TIME 47min、MAX DEPTH 25.6m(AVG 14.6m)、WT 28℃ |
●6日目:1/22(金)
【名もなきスノーケルポイント(North Male)】 | |
憧れのパウダーブルーサージョンフィッシュ玉。 最後の最後に見れてよかった。 |
という感じで、やはり透明度が悪かったこともあって、写真は少なめ。
ま、大物はバッチリだったから結果オーライですな。
次回はプチお役立ち情報をお届けする予定です。
■今回の旅行で参考にしたサイト■
・ダイビングクルーズ:BLUE K SAFARI
・エージェント:HIS
・モルディブへの航空:スリランカ航空
・色々情報1:mixiコミュニティ「Blue "K" Safari Maldives」
・色々情報2:mixiコミュニティ「ダイビングしたい!」
・色々情報3:地球の歩き方クチコミ掲示板
※ご質問はmixiメッセからどうぞ。
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