一念発起して脱リーマン＆所信表明

このブログでも５月頭から考えている旨を少しづつ触れてきたが、会社に退職願いを提出した。実は約一ヶ月半も前のことだったりする。

時期的に周りへの影響を考慮して、また上から口止めをされていたこともあり、ブログにも書けず少々つらい日々だった。
それもようやく解禁されたので、チームのメンバーに伝え、やっとこの場でも公開できることに。聞いた瞬間のメンバーたちの顔は、まさに “ハトが豆鉄砲を食らった表情” さながらで、少々滑稽だった。
しかしその後すぐに不安気なそれに変わった。
おそらく、Kマネジャーになったらどうしようとか、自分がいなくなった後のチームの体制に不安を覚えたのだろう。
１０月以降もみんなが楽しく前向きに仕事ができるよう、できるかぎり整理に尽力しないとな、と気が引き締まった瞬間でもあった。

さて今後のことだが．．．

この大不況なのでリーマンとして次のあてはない。
というか、今以上の条件で転職できる可能性はとても低いだろう。
またそもそも自分は性格的に本来リーマンには向いていない。
それは明確に自認するところだ。
幸運なことに、事業の立ち上げからこの数年間携わってきたＥＣという仕事がとても面白く、メンバーにも恵まれ、そして自分の判断でベクトルを定めることができたこともあって続けることができたのだろうと思っている。

しかし、“単に向いていないから” という理由だけで脱リーマンを決めたわけではない。このご時世にあって、目的もなしにちょっと多く退職金がでるからというだけで、十数年続けたリーマン生活に終止符を打つのは危険すぎる。

なので、自分の奥底に眠ってしまっていたであろう願望を呼び起こす必要があった。
ルーティンワークをこなす中でのこの作業は思いのほか大変だったけど、自己啓発セミナーに参加したり、いろんな社外の友人たちと飲みながら語り合うことで、それがある程度明確になったので踏み切ることを決意した。

ただ、自分がこれから歩もうとしている道は、とても険しいものだと思う。
６月のゴルフコンペでご一緒したある会社の社長さんからは、“死ぬ気でやらないと成功しないよ！” と激励のお言葉をいただいたりもした。

しかしながら、死ぬ間際になって、あーこれやりたかったなー、という悔恨の念は持ちたくない。せっかくのチャンスだから、いくつかの犠牲を払ったとしても刺激的なチャレンジをしたい。
そしてこの道ならば、どんなに忙しくても、大変でも、楽しくやっていける！との確信を持っている自分がいる。
リスクはあるだろうけど、なぜかいいイメージしか湧いてこない自分もいる。
なによりワクワク感でいっぱいの自分がいる。

具体的に何をやるかは、ここでは今はまだ伏せさせていただきたいと思う。
正式に退職する９月末以降、修業が始まってから徐々に述べさせていただこうかと。
その前に最後まで手を抜かずに今の仕事をまっとうしないとね。立つ鳥跡を濁さず。

以上、脱リーマン報告＆所信表明でした。
これからは今まで以上にみなさんのお力添えをいただくことになるかと思います。
自分も少しでもみなさんの力になれるよう頑張っていく所存ですので、引き続きご指導およびご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。