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2007年11月 8日 (木)

「働きマン」鑑賞記:仕事に対する熱意

「働きマン」を見てると、つい自分の現状と重ねてしまう。
きっと同じような思いを持って見てる人はたくさんいるんだろうな。

この6年間、会社のビジョンとはかけ離れた新規事業を担当し、営業および宣伝プロモルートを築いてきた。毎年130%以上の伸び率を記録しながらも、会社のミッション&ビジョンと合致していない事業であるがゆえに、正当な評価を受けていない現状。

自分は断じて地位や肩書が欲しいわけではない。欲しいのは率直に言ってmoneyだ。
しかしこれがアップするには地位や肩書が必要になる。地位や肩書きがつくと、さらに余計な仕事、納得のいかない仕事が廻ってくる。きびしい...

また、今の事業を進めてきて、社内で“初めて”創ってきたセールスプロモスキームも多々ある。

ソフトウェアのダウンロード販売の仕組み構築
Googleプレミアム(これほとんどの人は知らないと思う)を皮切りとして、リスティング広告の導入およびコンバージョンスキーム構築
アフィリエイトプログラムによる、ネットプロモ活性化

パートナー会社との、ノーリスク相互取次販売協業プログラムの構築

これらのノウハウをうちのメイン事業に伝授してきた。
こういった面での貢献も多少はあるはずなのに、上にはほとんと把握してもらえていないよう。

これまで意地で前向きに突っ走ってきたけど、そろそろモチベーション、言い替えれば熱意が少々保てなくなりつつあるとうのも事実。

他部門で唯一興味があるのは、ペアレントカンパニー時代からずーっと興味のあった人事採用の仕事。
今の学生が、どんな感じなのか、どんな姿勢でいるのか、どれほどの志を持っているのかを知りたい。そして、自分が経営者になったときのためにも、採用対象を見極める目をもっと養っておきたい。
今の会社で自分にとって上積みを見込めるとしたら、ここだけだろうと思う。

そんな現状下にあって、数少ない有意義な活動の1つがユーザー訪問だ。
2ヶ月に1回くらいの頻度で、うちのソフトのユーザーさんを取材訪問し、サイト上の“お客様の声”コンテンツを充実させていくのが目的。

ユーザーさんと色んな話をしたり情報交換をさせていただいているその時はとても楽しい。あとで紹介記事を書くのは骨が折れるけど。

テーマを設定し、3つくらいの見出しを作成、各パートの文章を書く。
そして最後にテーマに沿ったキャッチコピーを考案する。文章を書くのは大変だけど、このキャッチの考案はさらに脳がくたびれる。
しかし、うまくまとまったときの充実感はこの上ない。まぁ所詮は自己満足なんだけどね。
ちなみに自分が書いた記事はこんな感じ。

お米の創作贈答ギフトの制作・販売
「米の贈答 好味屋」さん
ガラス彫刻ギフトのハンドメイド制作・販売
「刻壱工房」さん
磁器のトップブランド有田焼の販売
「有田焼やきもの市場」さん
海外直輸入ジュエリーの販売
「ピクシージュエリー」さん

熱意が欠ければなかなかいい仕事につながらない。
熱意を持つには仕事内容だけでなく周りの様々な環境も整えていなかければならない。

「働きマン」、色々考えさせてくれますわ。

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