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2007年6月15日 (金)

今週の「バンビーノ」、中間管理職のせつなさ...

中間管理職的立場の桑原副料理長が言ったこの言葉。

 “自分が寂しくもあり、嬉しくもありみたいな...”

自分を鑑みるに、確かにそれはあるかもしれない。
でも嬉しさをはるかに超えるツラサが存在するのも事実。

ここんとこ自分のチームがいい方向に活気付いているのを感じる。
売上も、So far,so good!!!
チームリーダとしての自分の色んな思いが、これに繋がる要因の1つになっていることを信じたい。

僕は自分の今の立場において、以下の3つを心に強く決めている。

 1.朝定時出社を徹底すること。
 2.怒るべきときには怒ること。
 3.メンバーや関連する部署の人の気持ちを考えて発言行動すること。

たった3つの単純な内容なんだけど、それぞれに色んな要素が存在して、これらを徹底するのはかなり骨が折れる。
そして指示を出すからには、まず自分自身がそれを徹底しなければならない。

1.朝定時出社を徹底すること:

うちの会社は、いい言葉で言うと“自由”なんだけど、それ故勘違いして“ルーズ”になる人が多い。
営業という名のつく部門にいるからには、会社の始業時間前に出社していることは最低限行わなければならないことだと僕は考えている。
また “時間の緩みは気の緩み” に繋がる。
なので、チームのメンバーには定時出社令を出し、これを徹底している。
フレックスタイムを朝寝坊してもいい権利と勘違いしてノンビリ出社を決め込んでいる部署がたくさん存在するだけに、不満を持っているメンバーもいるかもだけど、これだけは絶対に徹底させる。

2.怒るべきときには怒ること:

人を怒るのはとっても不快だ。
自分に当てはめると、怒られる方よりも怒る方がツラかったりする。
でも明らかに相手が悪い場合はイヤな思いをしてでも怒らなければならない。
たぶん相手は自分が悪いとは思ってはおらず、怒ったり注意したりすることで自分を見つめなおす機会を与える効果もあるからだ。
僕は偉そうな気持ちで怒ったり注意しているわけではないし、できればそんなことはしたくはない。その後には不快な疲労感も残るし。
でもそうするべき場面では、自分が悪者になってでも、ためらいなくそうしなかればなければならない。
うちの会社は怒ったり注意をしたりする管理職がほとんどいない。たぶん自分の逃げ道を残したいからだろう。
しっかりして欲しいものだ。

3.メンバーや関連部署の人の気持ちを考えて発言行動すること:

取引先との関係作りは最も重要だけど、毎日関わるわけではないし、トラブル発生時でも誠意を見せればいい方向にいく可能性は高い。
しかしチームのメンバーや関連部署の人たちとは、ほぼ毎日接することになる。
ということは、日々トラブルに陥りそれがエスカレートする可能性を秘めているということ。
みんなの考え方や、その日その日の気持ちや精神状態、仕事の状況を見極めながら相手の立場を理解しようとする姿勢が必要だと思う。
これは自分もちゃんとできていない部分なのであまり偉そうなことは言えないが、チームのみんなには少しでも相手の立場を理解しようとする気持ちを持って仕事を進めてもらえたらいいなーと思う。

これら3つの他にも色々あるけど、まぁこんな感じでサラリーマンのプレーイングマネージャー的立場は大変ですわ。
できれば自分の仕事、やりたいことに専念したい。でもそれではチームがバラバラになってしまうかもしれないので、しっかりとケアをしていく気持ちを持たなければならない。

最後に、自分の悲しい性なんだけど、仲良くなり過ぎてしまうとその人とは仕事面においてもプライベートな付き合いっぽくなってしまうので、直下のメンバーとは泣く泣くプライベートな付き合いが深くならないようにしている。
ほんとは公私ともに楽しく行きたい。でもそういう性なんだから仕方がないな。

サラリーマンの中間管理職的立場の疲労に直面している今日この頃。
根っからやる気のないヤツをケアする気は毛頭ない。
でもこの数ヶ月(数年の人もいるけど)見てきて、みんな色んな思いを抱えつつも頑張ってくれている。
そんなメンバーのモチベーションを維持し、彼らが楽しく前向きに仕事のできる環境を作ることが、自分が為すべきことの1つだと思う。
そしてみんなが頑張っている限りは、多少自分が犠牲になってでも、また故意に悪者を演じてでもしっかりサポートして行こう。

こうやって今の気持ちをまとめてみると、自分も人としてちょっとは成長できているのかもしれないな。
というか、そうあってくれ。

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