PRIDE男祭り2006観戦記:またまた魅せた!マーク・ハント!!
2004年のヴァンダレイ・シウバ戦、2005年のミルコ・クロコップ戦に続き、
今年も魅せてくれたよ、我らがマーク・ハント。
対するはロシアンラストエンペラー、PRIDEヘビー級14戦無敗の氷の皇帝
エメリアーエンコ・ヒョードル。
YouTubeがGoogleに買収されて以来、企業が保有する映像著作権の取り
締まりが活発になり、PRIDEの試合結果映像がほとんど見れなくなってしまっ
ている昨今、今年はムリか...と諦めながらmixiの某コミュを覗くと、
あったーーー!そう、この試合だけ某サイトにアップされていた!
時間は8分程度、画像は不鮮明だが、十分楽しめる。
序盤は打撃戦。
大一番に張り切るハント、皇帝に臆することなくプレッシャーを掛けながら前
に出て、左ジャブからの右ストレート。
ヒョードルも一歩も轢かず、カウンターで応酬。
両者が絡み、もつれるように倒れた。
その結果なんと最悪なことにヒョードルがマウントポジション。
ハント絶対絶命。
そしてヒョードルが簡単にハントの左腕をとり腕ひしぎ十字固め。
完璧に決まった。
終わった...と思いきや、信じられないことに、あの絶体絶命の状態から
ハント脱出!
しかも横四方のポジションを取っている!スゲー!!
そこから数分間攻めっぱなし。
こんな劣勢のヒョードルは初めて見たよ。
スタンディングとなり互いに右ストレートがヒット。でも倒れない。
ヒョードルがラッシュをかけつつ懐に飛び込み、投げを打った。
ハント粘る。
そして逆に投げ返してまたもや横四方に!なんという腰の重さ!
ここからが驚愕だった。
ヒョードルの左腕を取るとアームロックに!
二回目と三回目のアームロックは99%決まっていたように見えた。
しかしヒョードル返す。さすが。
その後、なんとハントが一瞬マウントポジションに!
ここは隙を突いてヒョードルがすくっと立ち上がった。
またまたスタンディングでパンチの応酬。
そして両者もつれてグランドに。
ややスタミナ切れ気味のハント、上を取られてしまった。
最後はチキンウイングアームロックで決着。
さすが皇帝ヒョードル、最後はしっかり決めた。
しかし負けたとはいえ、今回のハントは名を上げた!魅せた!!
やっぱマーク・ハントはプロ中のプロ、男の中の男だな。
カッコよすぎるわ。
あのノゲイラでさえも全く歯が立たなかった皇帝ヒョードルから、マウントを
取ったハント、サブミッションで一本を取りかけたハント、スゴ過ぎたよ。
あんな追い詰められたヒョードルの姿は二度と拝むことはないかもしれない。
“ビバ!マーク・ハント!!”
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