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2006年12月 3日 (日)

K-1WGP 決勝戦 観戦記:ピーター・アーツのド根性にエキサイト!

旬の過ぎたK-1。ここ最近ハッキリ言って惰性で見ていたK-1。20代の新星が
カラエフ1人しかいない層の薄いK-1。

しかし今夜の彼はスゴかった!魅せてくれた!!

 “20世紀最強の暴君 ピーター・アーツ”

K-1の創成期、最強の名を欲しいままにしていたアーツ。すさまじいオーラと打撃
の破壊力。しかもスタミナと打たれ強さも抜群。
 “こいつに勝てるヤツいるのか?”
とみんなが思っていたところに、’96年のGP初戦で、完膚なきまでにノックアウト
したのが、ベルナルドだった。
僕はちょうどその年のK-1を、横浜アリーナでライブで見ていたが、なんか1つの
時代の終焉を猛烈に感じたのを記憶している。

それ以来、腰痛などの体の故障も多発しスランプに。’98年に圧倒的な強さで
復活優勝を遂げたものの、その後はまた故障続きで、レコやアビディに完膚なき
までにノックアウトされるなど、オーラも徐々に消失。
“K-1のかつての伝説” となりつつあった。

しかし今宵のアーツはひと味違った。
巨神兵シュルト相手に、渾身のローキックを叩き込みつつ、真正面からパンチを
浴びせかける。
 “スゲー気合い”
久しぶりにK-1で血が騒いだ。
そしてテレビに向かって思わず “アーツガンバレ!” と声援を送っていた。

いやー、アーツほんとよかったねー。
限界のホースト、骨折以来元気のないバンナが全く歯が立たない中、アーツまで
サクッと負けてしまったら、どうしようかと思ったけど、今年のK-1はアーツが支えて
くれたな。

苦しくても、痛くても、辛くても、気合いで突っ込む。
この日のピーター・アーツに、強烈な男の闘いの美学を見た

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