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2006年11月12日 (日)

大阪・京都ラーメンめぐり:「玄屋」の酒粕ラーメンは絶品!

Imgp1298いやー、今回の大阪出張~京都観光では、ほんとよく
歩いたわ。
特に金曜の商談。宿泊していた曽根崎付近から肥後橋
のさらに西の江戸堀にある商談先まで約40分。
そしてそこから本町にある2件目の商談先まで約45分。
心斎橋のラーメン屋まで約30分。
そして宿泊ホテルのある曽根崎まで色々と迂回して散策しながら1時間半ほど。

天気がよかったこともあって、とても気持ちよかった。
徒歩で移動していると、電車や車での移動と違って色んな気付きがある。

まず一つ目。店員さんの接客態度がよいこと
立ち寄ったコンビニ、ドラッグストア、ラーメン屋、どこも応対がよい。
というか、言葉の一つ一つに人情を強く感じる。ほんと気持ちがいいよ。
すっかり慣れてしまったが、東京に来たばっかりの頃は居酒屋の店員の態度の
悪さに、いつもムカついてたっけ。

二つ目。歩きタバコをしている人が多いこと
最近東京では取締りが厳しくなり、歩きタバコが大分減ってることもあって、
ほんと目に付いた。
僕はアンチスモーキング派で、そもそもタバコの煙が大っキライなのだが、特に
この歩きタバコとメシ時のタバコだけは許せない。ムチャクチャ不快だ。
この2つだけはマジでやめて欲しい。

最後三つ目。大阪のおっさんが元気なこと
東京と比べると、大阪の40~50台のおっさんのパワーはほんとにスゴイ。
なんでだろう?

前置きがかなり長くなってしまったが、本題に入りましょう。
京都観光とともに楽しみにしていたのが、ラーメン屋めぐり。
今回行ったのは、独特の味を提供する3店。
特に「玄屋」の酒粕ラーメンは超絶品!!!

神座(かむくら)
ホームページにも書かれているが、文字通り
ほんとにおいしいあっさり系のラーメン。
具だくさんで、特に野菜の量がハンパでは
ない(写真はネギラーメン)。
この味で1杯たったの630円!
しかも10時~22時はハッピーアワーで、
全品100円引き!CP高し。
今回行ったのは心斎橋店。東京にもあるみた
いだが期待しない方がいいと思う。
やはり本場の味を味わうべし。
 ※「神座」のホームページはこちら
Imgp1268
Imgp1269

天下一品(てんかいっぴん)
関西出張時には欠かせない、超コッテリ系
のラーメン。ラーメンの常識を覆すくらい
スープがドロドロなので、一つの料理とし
て捉えたほうがいいかも。
京都の白川に本店があるが、僕の中での
No1は今出川店。
並630円、大740円だが、今回行った
曽根崎店含め何店舗かでは毎回3ヶ月
間有効の100円引き券をくれる。
「天一」も東京にあるが、まずくて高いので
本場で食すべし。
絶対に本場の味を味わうべし。
詳細は4/13の日記を参照のこと。
 ※「天下一品」のホームページはこちら
Imgp1264
Imgp1266

玄屋(げんや)
京都は伏見区にある、こだわりのラーメン店。
伏見の銘酒の酒粕を使った「酒粕ラーメン」
(写真 700円)は、他に類を見ない絶品中の
絶品。
店内が暗かったため写真移りがひまひとつ
だが、やわらかいチャーシューも中にたっぷり
入っていてほんとおいしい。
「醤油ラーメン」(550円)もかなりおいしく、
毎回「酒粕ラーメン」とどちらにしようか悩む
くらいのお味。
ちなみに「とりの唐揚げ」もGood。
最寄り駅は、京阪本線の伏見桃山または
近鉄奈良線の桃山御陵前で、京都の外れに
あるが、行って損はない密かな名ラーメン店。
 ※「玄屋」のホームページはこちら
 ※地図はこちら
Imgp1299
Imgp1297

そして昨日十○年ぶりに「玄屋」へ。
伏見桃山という不便な立地条件にあり、駅からもけっこう離れているため、関西
出張時でもなかなか足が向かない。
今回も東福寺に行かなければ、行こうと思わなかっただろう。

ここは開業15年以上になる老舗だが、一切チェーン展開をせず伏見という京都の
片田舎で地元の味を守り続ける、こだわりのお店。
当時は、ヒゲの旦那さんと元気のいい美人な奥さんの2人でこじんまりと営業して
いた。

この「玄屋」との出合いは十○年前、僕が伏見在住大学2回生のときのこと。
ある友人が、
 “アホみたいにうまいラーメン発見したぞ!”
と言ってきた。が、当時「天一」にハマりまくっていた頑固者の僕は、最初は聞く耳
を持たなかったが、実際に行ってみてビックリ。
 “うまいっ!!!!!”
そう思ったのは、鶏ガラ豚コツスープの「醤油ラーメン」を食べたときの率直な感想。
しかもたったの550円。
当時貧乏学生だった僕は、気になりながらも700円の高級品「酒粕ラーメン」
手が出なかった。

あるバイト代が入った日に、思い切って「酒粕ラーメン」を発注。
美人な奥さんの、
 “七味をかけてどうぞ!”
の一言に、従順に七味をかけてみた。
 “うますぎるーーー!!!!!”
真の「玄屋」フリーク誕生の瞬間だった。

そして昨日AM11:45、懐かしの「玄屋」に到着。入口は昔のまんまだ。感動。
中に入ると...開店直後だというのに、すでにお客さんがいっぱい!そして、
 “カウンターへどうぞ!
という元気のいい声が。奥さん健在だよー!年輪は重ねたものの、相変わらず
美人で元気だ。またまた感動。
カウンターと覗くと...ヒゲの旦那も健在だー!もくもくとラーメンを作る姿も昔の
まんま。勝手に嬉しい...

もちろん「酒粕ラーメン」を発注。

 “はいお待ちどっ!七味をかけてどうぞ!”

なんとお決まりのフレーズも昔のまんまだった。またまたまた感動ーーー!!!
お味は?昔とまったく変わりなく、むちゃくちゃおいしい!!!

帰り際のレジで、奥さんに、

 “ここの味が忘れられなくて十○年ぶりに来ました。
  「酒粕ラーメン」相変わらずめっちゃ美味しかったです。
  頑張って来てほんとよかったです。”

と告げると、すごく感激してくれて、忙しい中玄関まで送ってくれた。
僕もすごく感激して、心の中で涙がちょちょ切れた。

「玄屋」「酒粕ラーメン」は、ほんとうまい。
他では絶対にお目にかかれない味。
ムリして足を伸ばしてでも行く価値あり!

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