ついに 「結婚できない男」 に終止符が打たれた!
“パチパチパチパチー”
久々にテレビのブラウン管に向かって、感涙にむせびながら拍手喝采を
送ってしまった。
結局終始、桑野と夏美先生の会話はドッジボールだったが、最後には
それが “ちょっと大きめのボールを使ったキャッチボール” にしっかり
変わってた。
診療中に桑野が肩透かしを食らわした時は、夏美先生の言葉どおり、
“もうダメ” と思ったけど、最後の最後であんなエンディングが用意され
ているとは。脚本家と監督に脱帽だ。
それにしても夏美先生の、
“私は...キャッチボールがしてみたいです。あなたと...”
というフレーズ、特に “してみたいです” という部分、かなり効いたわ。
運命の出会いというのは、本当にあんな偏屈な人でも素直な人に変えて
しまうのだろうか?
残念ながら未だそれを経験できていない自分。生きている間にそういう
瞬間を味わえるのかどうかも定かではない...
まだ未熟な頃は勢いがあったせいもあり、毎回毎回そういう風に感じ
たりもしていた(結局勘違いだったが)。
でも大人になり何事も冷静に考えてしまう今、“運命” を感じる雰囲気
すら漂っていない (^ ^;)
“○○は大丈夫だよ!”
と友人からも、先輩や後輩たちからも、そして周りの人たちからみんな
によく言われる。
適当に言われているのか?そうでないとしたら、その根拠は何なのか?
今まで聞き流してきたが、今度聞いてみよう。
それと、桑野の母親の言葉、胸に突き刺さった。
言葉は違うが、今年の正月、自分の母親からこう言われた。
“あんたこの先一人で、お母さんが○んだらどうすんの?”
この言葉の裏には、本気で心配してくれる人がいなくなったらと思うと
心配だ、という気持ちが隠されていたのだと思う。
しかしとうとう終わってしまったよ「結婚できない男」。
毎週火曜日が来るのが待ち遠しいと思うくらい、楽しみにしていたドラマ。
お気に入りのコンビ二のおねーさんとのやり取りも、この最終回では、
コンビ二のおねーさん :「スプーンいりませんし、ポイントカードも
ありませんよね?」
阿部ちゃん演じる桑野: 「はい」
という感じですっかり落ち着いてしまっていた。ほんと終わりなんだな...
ささやかな楽しみが一つ減ってしまった瞬間だった。
次のクール、面白いドラマやってくれるといいんだけど。
月末のTV TAROで要チェックだ。
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