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2006年5月 1日 (月)

K-1WGP LasVegas 観戦記:ヘビー級人気復活?!

MCのN.F同様旬が過ぎた感じのあるK-1ヘビー級。
しかし、今日のLasVegas大会はかなり楽しめた。

まずはヨーロッパの伊達男対決、ルスラン・カラエフvs ステファン・レコ
この二人は相当カッコいい。カラエフはアマチュアで豊富な実績を持つ
超実力派。
一方のレコも、年末はバダ・ハリに完敗だったが、PRIDE参戦前はピカイチ
のパンチのキレを持つ、K-1で5本指に入るファイターだった。
試合はカラエフが3Rまでに2つのダウンを奪い余裕の展開。このまま行って
しまうのか?と思った最終3ラウンド中盤、かつてアーツを完全KOした右の
ストレートがカウンターでカラエフのアゴにもろにヒット!
これは立てないか?!しかし勢いのあるカラエフはややフラつきながらも
立ち上がり。辛くも判定勝利。
カッコだけでなく、抜群のキレを持つこの二人。これぞK-1の原点。
2006シリーズの健闘を期待したい。

チェ・ホンマン vs ザ・プレデター
いきなり開始数秒でプレデターがダウンを取られた。このまま終わってしまう
のか?
しかしハートの強いプレデター、何度ダウンしても前進、積極的に倒しに行く。
決して技術レベルは高くないが、ファイティングスピリットが素晴らしい!
最終ラウンド、あと一歩のところまでウドの大木を追い詰めたが、結局判定
負け。
ビバ!プレデター!!さすがプロレスラー、観客はスタンディングオベーション
だった。
一方のホンマン。ハッキリ言って僕はヤツが大っ嫌いだ。
誰か早くブッ倒してくれっ!

この大会のメインは、K-1開幕戦に向けての切符争いのトーナメント。
優勝候補は元PRIDEの番人 ゲーリー・グッドリッジ
K-1に来てから何年かは、技術を追求し過ぎて彼らしくない試合が多かった
が、昨年あたりからまた本来のアグレッシブなファイトが戻った。
やっぱグッドリッジはこうでないとね。
1回戦、2回戦と秒殺KOで決勝戦へ。
もう一方のサイドは、準決勝でカーター・ウイリアムスに惜しくも判定負けした
が、負傷欠場によりしぶとく勝ち上がってきたハリット・ディ・ファウスト
実はこいつは強かった。
序盤グッドリッジの豪腕の前に、2度のダウンを喫した。でも目がいいのだろ
う、パンチを見極めていて致命傷は負わず、パワーで吹っ飛んだだけという
感じだった。
その後はグッドリッジの繰り出す豪快なハンマーフックをことごとくかわし、
最後はここしかない!という究極のタイミングで、グッドリッジのアゴに強烈
な右ストレート一閃!!グッドリッジはこの一発で失神KO。
ニュースターハリット・ディ・ファウストが誕生した瞬間だった。
9月のWGP開幕戦での活躍が楽しみだ。

 ☆今日のPS:
Imgp0686    今日は車で田舎に帰郷。
    ※【写真】いつもは美しい景観を見せてくれる
      浜名湖も、突然の高気温に霞み気味だった。
   先日1年半ぶりにオイル交換をしたおかげで、
   給油なしで帰れた。
   こまめなオイル交換は、石油の高騰対策の一つだ。

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