今さらながら... スターウォーズ エピソード3 鑑賞日記
スターウォーズ エピソード3 シスの復讐のDVDをレンタルした。
7月末の平日会社をPM半休して、ガラ空きの六本木ヒルズで踏ん反り
返って鑑賞して以来だ。
あの時も色々思うところはあったが、それ以上に30年に渡って壮大な
物語で世界中の人々を楽しませ、また激しく、切なく、そして感慨深い
エンディングを演出してくれたジョージルーカスに、ありがとー!
という気持ちでいっぱいだった。
今さらながらの感想になってしまうのだが、僕が注目していたポイントは
2つ。
1つ目は、2と3を繋ぐアニメクローン対戦で極悪ぶりを存分に発揮して
いたグリーバス将軍の、あのおぞましく、トリッキーで、すばやい動き
をどうやって表現するのか?という点だった。
これについては見事にアニメの動きがそのまま再現されていて、かなり
感動した。ほんとスゴイ。オビワンに殺られる最後のシーンはちょっと
あっけなかったが、気色さのレベルはある意味ジャバザハットを超えて
いたと思う。
2つ目のポイントは、アナキンがダースベイダーに堕ちてしまうその
過程だ。
自分の愛する人を救いたいという強い気持ち、ジェダイ評議会への不審、
そしてそれを狡猾についたシディアス卿の戦術と戦技。
これらの要素だけを見ると納得できるのだが、あのクレバーなアナキン
がなぜにこうもすんなりとダークサイドに堕ちてしまうのか?
というところにどうしても疑問を持たざるを得ない。
欲を言うと、やはりこの部分だけはもう少し深みを出して欲しかった。
ついでに不可思議に思った点をあと2点。
あんなに強くアナキンを警戒していたメイスウインドウが、何故にああも
すんなり殺られてしまったのか?
オビワンVSアナキン最後の対決シーンで、何故にあのタイミングで陸地
に飛び移ろうとしたのか?
この2つだけはほんと不可思議だった。
まぁでも全体的に相当楽しめる内容で、かつスターウォーズファンを納得
させてくれるものだったので、良しとしよう。
エピソード3は基本的にBad Ending。
であるが故に、続けて即エピソード4を見てしまうのは僕だけでしょうか?
☆今日の一言:
『行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。』
方丈記の掟を破り、時に逆流しグレーのヘドロを運び帰る目黒川。
明日は臭くないと良いが...
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