K-1WMAX JAPANトーナメント観戦記：佐藤強し！

遅ればせながら、DVDのHDDに録画してあったK-1ワールドMAXを見た。
魔裟斗がシード、武田幸三が不参戦の状況下、佐藤嘉洋は国内に敵無し、
といった試合ぶりだった。
和製ホーストばり（レベルは違うが）の試合運びで、相手を圧倒、経験の違い
を見せ付けた。特に的確なローキック、相手の隙をついてのボディへのヒザは
強烈。強い。

ただこの階級は世界一の激戦階級。はるかにスゴイやつらがひしめき合って
いる。オランダの初代王者クラウス、昨年の王者サワー、そして今回エギジ
ビジョンマッチで登場した、一昨年の王者ブアカーオだ。こいつは相当強い。
今日は山本KIDをも鉄の拳で葬ったギリシャのザンビディスと激突。蹴りが
速過ぎる！
思うように懐に入れず苦しむザンビディス。ミドル、ロー、ハイと高速の蹴りを
散らされ、何もできない。完璧な勝利だった。
昨年タイに行ったときに、ムエタイNo1団体と言われるラジャナムダンスタジアム
で観戦したが、こんなスゴイヤツはいなかった。
今年はブアカーオ中心で回るな、と確信させられた試合だった。

迎え撃つ日本勢は、第二代王者の魔裟斗と佐藤。身体能力的に魔裟斗は
ブアカーオに勝つのは相当厳しいと思う。
佐藤は昨年あのガオグライをローキックで圧倒している。が、今日のブアカーオ
の仕上がりと比較すると、正直“ん゛ーどうでしょうー”という感じ。
でも頑張って欲しい。

ヘビー級が年々レベルダウンしている中、今年もMAXが熱い！
魔裟斗、佐藤、そして男武田幸三（僕は大ファン）、期待してるぞ！！！

　☆今日の一言：
　　　最近ハマってる芸人は、桜塚やっくん。観客をも双方向で巻き込んだ、
　　　絶妙の突っ込みがすばらしい。
　　　“がっかりだよーー！！” これをバーチバに完璧なタイミングで放つこと。
　　　これが近々の僕の目標だ。